ROUAGE蒼色の歯車麗蒔 from 午前Ray時


陽の翼


彼らとの出会いは、BUCK−TICKの‘96後半に予定されていたツアーが、櫻井敦司の急病により

延期になってしまったところから始まったのでした。

「日本のROCK界では、BUCK−TICKさえいれば、別に、他はいいわ」などど公言しては、

昔からのお馴染みさんは別として、新しいBANDなどに目を向けることが殆どありませんでした。

それが、楽しみにしていたB−Tのツアーが延期になってしまい、

「じゃあ、ちょっと、他にも目を向けてみるのもいいかな……」と思って、

たまたま目についたのが、何かのエンディングだか、オープニングだかで流れていた人々の音

「ん?今の何だった???」という感じで、

そこから、特に追求するでもなく、それがROUAGEだと知るまでには、割りと時間はかかりました。

そして、また、そのエンディングだったと思いますが、ツアーのスケジュールが、パラパラと出ていて

「フ〜ン。Liveもやってるんだぁ。行ってみたいかも…」とホケっと思っただけ。

特に行動も起こさず、積極的に行こう!とも思うことなく……

そんな風に過ごして、年を越し、届いたDMに、ビックリ!

何と、ROUAGEの渋公のお知らせ!

まるで、神様が私の気持ちを察してくれて、道を開いてくれているかの如く、

いえ、如くではなく、私には、そんなLiveの神様が、絶対についてくれているのです!

そして、そのDMの写真、はい、RayZiとの出会いですが、第一印象

「某ハウスのお兄さんに似てる……」と親近感。

まぁ、ココまでお膳立てしていただいたら、行くしかないでしょう!

と、申し込んだのが、97年5月3日の渋谷公会堂でした。

3月に出る「MIND」まで待って購入。

聴いた感想は、「なかなかいいじゃん」ではありましたが、はまるってほどでもなく……。

Liveもそれほど期待もせずに待っていました。

延期になっていたB−Tも復活で、ROUAGEの前に、しっかりツアーが決まりましたし、

B−Tの友達たちには、私にROUAGEは、どうなんだろうと笑われもして……。

そして、B−Tのツアーも終わり、5月3日。お気楽モードで、「MIND」しか聴いていない状態で初ROUAGE。

……。

やられました。はい、Liveで、やられました!楽しかったです!特にRayZi!

ROUAGEの場合、ファンになった日が、はっきりわかっているのです。

そう!私のROUAGE誕生日は、5月3日。

その日から、始まったのです!午前Ray時の道のりが!

そのゴールデンウィーク中で、だいたいの音源、ビデオ、一気に揃えてしまいました。

そして、B−Tのペースでは考えられない、Liveやイベントの多さに、驚きつつ、何と嬉しいことかと!

そして、現在に至る!

今は、宝物ですね。はい、彼らとのLive時空間は、大切な宝物!