AEROSMITH

 

 

 

 

 

育ての父

そして「ドリームオン」に出会ってしまった。今でも、私の心の曲bP!

全米TOP40なんてラジオが人気のあった時代。日本には半年遅れで入って来るのが普通だったのです。

だからその番組などは、とっても早い情報源。輸入盤は、日本発売が待てない人々の為のものでした。

そして、おお、なんて、アメリカンなふてぶてしい奴ら、スティーブン・タイラーに一目惚れしてしまって、

初めて入ってしまったFCは、彼らということになりました。日本でのオフィシャル、会員番号300番代。

当時「ニューグループ御三家」などとQueen、KISSと並び称されていました。

郡を抜いた人気はQueen、次いでKISS、彼らは、ちょっと離されていたところが、

また、私の私らしいツボだったというか。

それでも、今現在の状況を考えれば……わからないものです。

 

初来日の武道館では、ステージ横の席で、スティーヴンが前へ出てしまうと死角となって見えない状況。

が、目前に立つプラチナブロンドを軽やかになびかせる優しい大男、トム・ハミルトンが、ベースを弾きながら、

こちらを気にかけて、ひたすら微笑みかけてくれて、それが、ひたすら嬉しかったものです。

そして、その日、39度を超える発熱状態だったドラムスのジョーイ・クレイマーを、

メンバーが気遣う姿も、その席ならではという感じで、見届けられました。

が、初来日の後、ギタリストのジョー・ペリーが脱退、次いでブラッド・ウィットフォードも脱退。

スティーヴンはドラッグにますますはまり……

「DRAW THE LINE」までで、私も、ジョーと共に、AEROSMITHを離れていることになりました……

が、やはり、彼らは、彼らでいるのが一番自然な形であったのでしょう。

それぞれのソロ活動を経て、戻って来たジョーにブラッド!

「PERMANENT VACATION」!

5人が、また、日本の私達にその姿を見せてくれたのは、初来日から11年後!

待っていたみんな、帰って来てくれたみんな、素晴らしい武道館でした!

あんなに一体化した武道館、どの曲も、みんなで大合唱!

嬉しそうに、スティーヴンがジョーやブラッドやトムやジョーイにからんで行っては微笑み合う光景、

1度は、もう見れないものだと諦めていたのに……感無量。

本当に、感無量。

そして、もう、彼らは離れない!もちろん、私も離れない!